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紙漉き材料をつくる

   
和紙の原材料は植物です。

主に楮(こうぞ)や三椏(みつまた)、雁皮(がんぴ)と呼ばれるものです。三椏は、日本の紙幣の原料に使われています。

これらの植物は、繊維が長く丈夫です。そして、粘りがあるので、繊維同士が絡みやすいという特徴があります。さらに、繊維が沢山取れるということで、和紙の原料にされています。基本的に植物であれば、紙は出来るといわれています。

 
レインボープラザでは(こうぞ)を使って紙漉きの材料を作っています。
 

材料作りの手順

材料作りの手順
 
レインボープラザでは紙漉きに楮(こうぞ)を使用します。
 
外の釜でお湯を沸かす。
 
楮4kgを計り、長いものは半分に切る。
 
楮を水に浸し灰汁、ゴミを落としザルにあげる。
 
沸く前に苛性ソーダを溶かす。
 
沸騰したら楮を入れ、再祚沸騰してから30分煮る、時々かき混ぜ、2時間蒸す。
 
 
2時間後、手でちぎってみて切れない時はもう一度火入れ。
 
一度ザルにあげる。
 
水の掛け流し。
 
1時間薬を流す。なるべく素手で触らず手袋をつけ、棒でかき混ぜる。
 
水を流しながらゴミ取り。
 
ザルに取りながら軽くゴミ取り。
 
バスタブに釜の沸いたお湯を入れ、次亜塩素酸ソーダを入れかき混ぜる。
 
楮を少しづつ絞りながらバラバラ入れ、一晩浸ける/全部がしっかり浸かるよう
 
バスタブからザルに引き上げる。
 
水掛け流し、1時間薬を流す、ゴミ取り、ザルに取りながらゴミ取り。
 
楮をビーターへ。
 
楮半分、ビーター3分、2分、1分、こまめに確認
 
つづみが出来ないよう注意しながら細かくする。
 
残り半分も同じようにビーターにかける。
 
ビーターから取り出し、水を切る。
 
水を切り計量
 
二等分して更に水切り。
 
作成した日付を記入して保管
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